高齢者のふれあいのためにロボットを活用
コミュニケーションロボットという言葉を知っていますか？コミュニケーションロボットとは、人の会話や身体の動きなどに反応し、様々なやりとりができるロボットです。コミュニケーションロボットは、一人暮らしをしている人の癒しとしてはもちろん、高齢者の介護の場でも活用されています。その外見は、生き物やキャラクターのモチーフの姿をしていて、親しみが持てるように工夫されています。コミュニケーションロボットの魅力のひとつに、コミュニケーションを取るというニーズを満たした生活ができるようになることがあります。コミュニケーションロボットは、利用者の問いかけに応答したり、利用者がロボットを撫でることで鳴き声をだすなど、利用者側からのアクションに反応します。
機種によっては、ロボット自体からレクリエーションを提案するものがあり、コミュニケーションロボットからのアクションを楽しめます。つまり、双方向のコミュニケーションが可能となります。日々、利用者は、ロボットとふれあう時間を過ごすことができ、生活の質は高まっていくはずです。また、コミュニケーションロボットを利用する個人のみでなく、その家族もコミュニケーションロボットを活用することができます。コミュニケーションロボットには、カメラ機能を持つ機種もあり、同じ住宅に住んでいなくとも、離れた家族の様子を見ることやロボットを通じて家族とのふれあいも可能にします。したがって、家族も安心感を持って生活することができるのです。コミュニケーションロボットは、ロボットの利用者個人、その家族にとって、かけがえのない存在となるでしょう。